プロテインの種類

たんぱく質

プロテインの原材料

前回プロテインの分解の度合いに分けてのプロテインを紹介しました。
今回はプロテインの原材料の違いによる分け方を紹介します。

・牛乳を原材料にしたホエイ、カゼインプロテイン

・大豆を原材料にしたソイプロテイン

主なプロテインはこの二つですが、他にもコメを原材料としたライスプロテイン、牛肉を原材料としたビーフプロテインというのもあります。

これらは、乳製品や大豆にアレルギーを持っている方に有効です。

ホエイプロテイン

11月22日現在 1kg 1572円(割引コード使用)

牛乳に含まれるタンパク質の一種です。
ヨーグルトの上澄みにできる液体のことをホエイ(乳清)といいますが、このホエイに含まれるタンパク質がホエイプロテインです。

特徴

・吸収が早い反面、体内に留まっている時間が短い
トレーニング後に効果的
・比較的溶けやすい

製法によるホエイプロテインの分類

・WPI製法

Whey Protein Concentrate(濃縮乳清タンパク質)、濃縮膜処理法とも呼ばれます。
原料になる乳清をフィルターで膜処理し、ろ過して得られた液体を濃縮する製法のため乳糖が残りやすくなってしまいます。
ビタミンやミネラルをできるだけ多く残すことができるメリットがありますが乳糖を消化できない人はお腹がゴロゴロする原因にもなります。
タンパク質含有率が約80%の製品はこの製法で作られていることが多く比較的安価です。

・WPC製法

Whey Protein Isolate(分離乳清タンパク質)、イオン交換法とも呼ばれます。
WPC製法で分離されたタンパク質をさらにイオン交換して作られるため、タンパク質以外の成分はほぼ除去されて高濃度のホエイタンパクが作られます。タンパク質含有率も約90%と高く、お腹の不調になりやすい乳糖の含有率も非常に低いため、乳糖不耐症の方にも適した製法といえます。精製度の高いホエイプロテインを実現するために比較的多くの工数が必要となり、価格は若干高めです。

 

・WPH製法

Whey Protein Hydrolysate(加水分解乳清タンパク質)の略称です。加水分解ペプチドとも呼ばれ、微生物に含まれる酵素などを使いWPCをペプチド状態(アミノ酸が十数個から数十個つながった状態)に分離したものです。ホエイ含有率が約95%と高くなり、価格も高めのものが多いです。

カゼインプロテイン

11月22日現在 1kg 1140円(割引コード使用)

牛乳を主成分とするたんぱく質です。
ホエイの上澄みの部分ではない牛乳の約80%を構成するたんぱく質です。

特徴

・吸収スピードがゆっくり、長時間に渡って吸収。
就寝前の摂取が効果的。

・少し溶けづらい

ソイプロテイン

11月22日現在 1kg 1008円(割引コード使用)

ソイとは大豆のことで、大豆のたんぱく質を取り出したプロテインです。

特徴

・吸収スピードがゆっくり、長時間に渡って吸収。
就寝前の摂取が効果的。

・溶けづらい、だまになりやすい

・味が良くない(個人的感想です)

・比較的安価

まとめ

吸収スピード
ホエイ > ソイ > カゼイン

価格
ホエイ < カゼイン < ソイ

その時のケースや、自分のサイフと相談しながら適切なプロテインを摂取しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。