うなぎの魅力 |
うなぎは古くからスタミナ食品として知られており、国民に愛されている食品といえます。
ですが、天然のウナギ数が激減しており、うなぎの値段は高くなって中々買うのが難しくなっています。
それでも、あの濃厚な味と、口の中に広がる香ばしさはやみつきになります!
まずは、うなぎの栄養価からみていきます。
うなぎのかば焼の栄養(100g)あたり |
特に、特筆すべき栄養素を記載します。
炭水化物 | 3.1g |
タンパク質 | 23.0g |
脂質 | 21.1g |
ビタミンA | 1500μg |
ビタミンB1 | 0.75g |
ビタミンB2 | 0.74mg |
亜鉛 | 2.7mg |
非常にタンパク質が豊富で、肉と同じレベルの量が含まれています。
脂質けっこう多いんじゃない?と思う人もいると思います。
確かに脂肪も多く含まれるのですが、うなぎの脂肪は不飽和の脂肪酸といわれるザックリいうと身体にいい脂肪がほとんどなのです。
飽和脂肪酸という、コレステロールを上げる悪いとされる脂肪はわずか5g程です。
その他の、ビタミンB1、2も一日の目安の半分以上も摂取できるのです。
価格は高いですが、身体つくりに使える食材といえます。
土用と丑の日 |
明日(7月20日)は土用の丑の日です。
近年では、土用の丑の日にうなぎを食べるのは習慣化してきました。
そもそも土、用の丑の日とはなんだと思いますか?
土用と丑の日わけて考えます。
土用
『土用』とは、四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前、18日(または19日)の期間のことです。
つまり、
立春(2/4頃)の前約18日間:1/17~2/3頃
立夏(5/5頃)の前約18日間:4/17~5/4頃
立秋(8/7頃)の前約18日間:7/20~8/6頃
立冬(11/7頃)の前約18日間:10/20~11/6頃
うなぎを食べる習慣があるのは立秋の土用になります。
丑の日
『丑の日』とは、十二支の「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、兎(う)・・・」の丑のことです。
この十二支は『今年の干支』というように年を数えるときに使われるるのが一般的ですが、方角や、月、そして日にちを数えるのにも使われるのです。
12日周期で丑の日が回ってきます。
ですので、今年は7月20日が土用の丑の日なので、その12日後の8月1日も土用の丑の日になるのです!
約2年に1回くらいの頻度で丑の日が2回くる計算になります。
土用の丑の日の由来 |
諸説ありますが、発電機を開発した平賀源内さんが始めたとされています。
実は、うなぎの旬は冬なのです。
夏は季節外れなのです。
旬でもないうなぎの売れ行きは悪く、うなぎ屋さんが困っていたところで平賀源内さんに相談しました。
当時、江戸では「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」
という風習があったそうです。
それに目をつけた平賀源内さんは「“本日丑の日”」という張り紙をうなぎ店に貼ったそうです。
そうすると、ウナギ屋さん大繁盛だったそうです 。
土用の丑の日のうなぎとは、そういう歴史があったそうです。
編集後記 |
僕は、ウナギが大好きです。
今のところ、最後の晩餐でもいいと思っています。
減量中で、今回は愛するうなぎを食べれません。
なので、「どーせ今は、季節外れでおいしくないし!」と強がりを心の中で言いながら明日はやり過ごすことにします。
「う」の付くものなら何でもいいので「うめぼし」でも食べて我慢します。
うめぼしか・・・切ない(>_<)
最後までお読み頂きありがとうございます。