自分のやりたい仕事と、自分ができる仕事
自分のやりたい仕事につけていない人で、本当はやりたい仕事ではないんだよな~と悩む人は自分の周りでも結構います。
どんな仕事につけばいいのか?
これは、永遠の課題です。
ですが、答えも絶対にないと思います。
正解のない問題ですが、ひとつの考え方の紹介です。
これは、予備校講師の林修先生の考え方で僕自身も非常に参考になるな~と思い今回のテーマにしました。
できること、やりたいことを座標にする
まずは、仕事を4種類に分類します。
➀できるが、やりたくない仕事
➁できるし、やりたい仕事
③できないし、やりたくない仕事
➃できないが、やりたい仕事
やりたい仕事で考える
多くの人は、自分のやりたい仕事に就きたいという願望はあるはずです。
自分のやりたい仕事で考えると、自分にはその能力があるしやりたい仕事と、自分には能力がないがやりたい仕事になります。
この座標でいうと➁、➃番になります
➁番は理想ですが、現実ではこういった仕事についている人はごくまれだと思います。
そうなると、多くのやりたいことを仕事にしたい人は➃番を選択します。
やりたい仕事で、能力がないということになります。
林修先生は、本当にやりたいことは本を書くことだったそうです。
ですが、書きたい本ではなく、出版社の人から自己啓発の本を書いて欲しいといわれ書きたくない本を書いていたそうです。
できるが、やりたくない仕事です。
やりたくはない仕事だったそうですが、本は売れて重版になり大ヒットしたそうです。
ある時、出版社の人から「林先生の書きたい本を書いてください」と言われて初めて書きたい本を書いたそうです。
林先生にとっては、できないが、やりたい仕事がきたのです。
タイトルは「すし、うなぎ、天ぷら」です。
この本が、林先生のだした本で唯一重版されないで失敗した本だったそうです。
多くの出版社の方が携わった中で、本が失敗ということは多くの人に迷惑をかけてしまうことになります。
「迷惑をかけてしまったらプロとして失格」林先生の言葉が重く響きます。
自分がやりたいだけで動くということは、それだけ周囲への影響もあるということを考えなくてはいけません。
できる仕事で考える
できる仕事で考えると、やはり➁は理想ですが、なかなか難しいことなので
➀番のできるが、やりたくない仕事を考えます。
やりたくない仕事なんてつまらない!と考える人もいると思います。
ですが、➀番の仕事は意外なメリットがあります。
できる仕事は、仕事はしっかりできるので、周りの人に迷惑はかけず周りから認められるようになります。
マズローの5段階欲求では、人間には承認欲求というものがあり他者から認められたいという欲求があります。
できる仕事を繰り返し、職場の人などに認めてもらうというのは人間本来の欲求なのです。
やりたくはない仕事でも、できること行い認めてもらうという事は大きな満足になるのです。
まとめ
やりたい事を仕事にするよりも、できる事を仕事にする
でも、何がやりたいか、できるかわからないという人もいると思います。
そういう時は、色々なことに挑戦して試してみましょう!
色々な経験をして、何が自分のやりたいことなのか、何が自分にできるかをわかるようになるという自己分析は非常に重要だと思います。
今回の「できる仕事、やりたい仕事」は、あくまでも一つの考え方なので完全な正解だとは思いません。
ですが、考え方の参考になればと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。