先日1回目のワクチン接種を接種してきました。
噂に聞いていたとおりで肩が上がらないのと微熱が出るという典型的な症状がでました。
肩の痛みは翌日は肩が10°くらいしか上がらなかったですが、時間経過と共に徐々に症状が改善しました。
ほとんどの人が数日で痛みが引くのですが中には数がヵ月の及ぶ症状がでることがあります。
これを
SIRVA「Shoulder Injury Related to Vaccine Administration」
といいます。
SIRVAの原因
SIRVAは注射の位置が高すぎることにより発生してきます。
現在の医師会のマニュアルでは、肩峰(肩の横のでっぱた骨)から3横指下という目安があります。
実はこのマニュアル通りに打つと肩のクッションである滑液包という組織に当たってしまいことがあります。
そうなると滑液包の中にワクチンが入れられて滑液包の中で炎症が起きてしまいます。
いわゆる五十肩を人工的に作られるような状態です。
SIRVAの防止
では、このSIRVAにならないようにするにはどうしたらよいでしょうか?
答えは打つ位置を下げてもらうようにお願いすることです。
奈良医大の筋肉注射マニュアルでは
①肩峰から下におろした線
②わきの下を結ぶ線
①と②が交わるところが注射部位
というマニュアルがあります。
これは肩峰下3横指よりも下部になる部位でSIRVAのリスクが下がる部位として推奨されています。
実際は1人1人体格が違うので一概に言えない部分も多いと思いますが、あまり高い位置の注射はリスクがあるということです。
でも、我々のような一般人は中々打つ人に「奈良医大のマニュアル通りの位置でお願いします」とは言いづらいですね(笑)。
いい位置に当たってくれるように祈るだけですね。
今回ずっと忙しく半年以上更新できていませんでした😓
また、不定期でも少しづつ更新していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!