リンゲルマン効果
今回のポイント
・人は大人数になると手を抜く
リンゲルマン効果とは別名「社会的手抜き」と呼ばれるもので、集団で作業すると手抜きをしてしまうという人間心理のことです。
フランスの農学者リンゲルマンは集団作業時の一人あたりの仕事を数値化しました。
実験枚葉
「綱引きをする人数を増減させた時の1人辺りの力の変化」
を観察。
実験結果
1人の時の力の量を100%とした場合
2人では93%
3人では85%
4人では77%
5人では70%
6人では63%
7人では56%
8人では49%
この実験によると、1人あたりの力の量は人数の増加と共に比例して低下していきました。
そして、8人で綱引きをすると、1人辺りの力は半減したのです。
誰かがやってくれるだろう心理です。
これは、会社の会議など大人数で行う仕事にみられがちですね。
大人数の会議・仕事は効果が、半減してしまいます。
仕事は1人1人に責任を感じる人数で行うのがベストです。
最後までお読みいただきありがとうございました。