最近は雪も降り運動する機会も減り、体重の増加など身体を気にすることも多くなる時期です。
僕自身もレバーや卵が好きでコレステロールの数値は気になってしまいます。
コレステロール=悪者
というイメージが強いですが、実は身体にとって大切な役割もたくさんあるのです。
コレステロールの役割
1、細胞膜の形成
人間は一つ一つの細かい細胞から作られています。
その、細胞の外側部分を材料にコレステロールは使われます。
2、ホルモンの生成
副腎皮質ホルモン、性腺刺激ホルモンという物質の原材料になります。
副腎皮質ホルモンは、身体の炎症抑制したり性腺刺激ホルモンは文字通り性機能に関与するホルモンで筋肉をつけるには重要なテストステロンの原材料でもあります。
3、胆汁酸の生成
肝臓で作られる物質で脂質の分解を助けてくれる物質の原材料になります。
意外に身体にとって重要な作用があることはわかりましたが、やっぱり摂りすぎは身体にとってマイナスにもなります。
コレステロールは、過剰に取りすぎあまると血管の壁にへばりつき、血管をせまくしてしまいます。
すると、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めてしまいます。
そして、コレステロールは体内でも生成されるのです!
その割合は体内で約70%、食事から約30%の割合と言われています。
体内で十分に作られているのに、食事でさらにとり過ぎると余ってしまうというのは想像できますよね。
(逆を考えると、どんなに食事制限しても、30%しか変わらないなら意味がないとう意見もありますが)
コレステロール値を制限するのには、同時に糖質の摂取も制限するといいです!
コレステロールと糖質は関係ないように思うかもしれないですが実は、最終的にはコレステロールの増加につながるといわれています。
糖質がコレステロールに変化する流れ
糖質の過剰摂取
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余った糖質が中性脂肪に変化
⇩
肝臓で代謝されLDLコレステロールに変換される
⇩
血中のLDLコレステロール増加
上の流れの様になり、糖質が悪玉コレステロールに変化するといわれています。
身体を作るには普段のときよりも栄養素は必要ですが、どんな成分でもとり過ぎるというのは身体にとってマイナスになります。糖質、脂質、タンパク質の三大栄養素は適量の摂取を心掛けましょう!(これは自分への戒めでもあります(>_<))
最後までお読みいただきありがとうございます。