食品のトリビア ① 人工甘味料 0キロカロリー商品 

減量中の強い味方0キロカロリー商品達!
ゼロカロリーサイダーやゼロカロリーコーラでも、十分甘みもあり美味しいですね!味に敏感な方は違いが判るという方いますが正直僕は一切わかりません(笑)!

では、なぜ甘みがあるのにカロリーが0なのでしょうか?

実はゼロカロリー商品で甘みのある商品のほとんどは人工甘味料が使われています。上の成分表示にも記載されてますね!

人工甘味料とは?
甘みは砂糖の数百倍あるのですが、体内では吸収できず尿として排出される物質になります。吸収されないためにカロリーは0になるという事です!
主な物質として
・アスパルテーム
・アセスルファムK
・スクラロース
などなど
上記の物以外にも様々ありますが、主に清涼飲料水やお菓子に使われるものは主に上記の3種類が多いようです。企業としてはコストが安いから多く使っているようです。
エリストール等コストの高い甘味料が使われることは少ないようです。

カロリー0なら
どれだけとっても太らない魔法の薬だ!!」

と思ってしまうのですが、そうではありません。

実は上記の甘味料はカロリーは0でも血糖値は上昇されるといわれています。
アスパルテームは、砂糖よりも血糖値の急上昇するといわれています。

血糖値の上昇はインスリンというホルモンを放出します。
インスリンの主な役割として
1・全身の臓器細胞にブドウ糖をとり込ませます。
2・肝臓でブドウ糖からグリコーゲン(貯蔵糖)が合成されるのを促進します。
3・タンパク質合成の促進し、組織へのアミノ酸取り込みを促進します。
4・脂肪組織で脂肪が合成されるのを促進したり、脂肪の分解を抑制します。

ざっくりというと、身体に栄養素を貯めこむ作用があるのです。
4つ目の作用の脂肪の合成や分解抑制というのは、ダイエットの大敵ですね!

更に様々な副作用があるのではないかといわれています。
ネットを調べるといっぱい出てくると思います。

これらは、賛否両論あり様々な論議がされています。
確かに色々な可能性はありますが、WHOや厚生労働省は摂取許容量(ADI)を設けており、その基準を超えないように摂取するのがいいのかなと思います。

例えば、スクラロースなら体重当たり1日15mgまでとされています。

例)体重50kgの人であれば、50×15mg=750mg

清涼飲料水1kgに対して400mgしか入れてはいけないとのルールがあるので仮に400mg入っていても約2Ⅼ近く1日に飲まないと許容上限は超えることはないですね。
そして、上限いっぱいの400mgも使ったら甘すぎて飲めないと思います(笑)。

具体的な量が気になってしまいコカ・コーラとアサヒ飲料に「コカ・コーラ0」と「三ツ矢サイダー0」の人工甘味料の量を教えてもらいたくてお客様相談室に電話してみました!

予想はしていましたが、2社とも「大変申し訳ないのですが、味のバランスを決めるものなので企業秘密になっております。」
とのことでした。

当たり前ですよね。企業が研究を重ねて作り上げた知的財産を簡単に流失させるわけないですよね(笑)

 

まとめ
・商品に入っている具体的な量は不明ですが、1日2リットル以上取るような異常な飲み方さえしなければ健康には差し支えない。

・ゼロカロリーとはいえ血糖値は上昇させる。

これらの、点を抑えながらうまく人工甘味料と付き合っていければいいのかな思います。

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