前回基礎代謝量の概要について説明しました。
今回の記事では具体的な基礎代謝量の求め方について、書いていきます!
基礎代謝を求めるにはいくつかの計算式があります。
①体重のみを使用した推定式
下の表の基準値に自分の体重をかけると値がでます。
基準値 × 体重 = 基礎代謝量
年齢 | 男性(kcal/kg/日) | 女性(kcal/kg/日) |
1~2 | 61.0 | 59.7 |
3~5 | 54.8 | 52.2 |
6~7 | 44.3 | 41.9 |
8~9 | 40.8 | 38.3 |
10~11 | 37.4 | 34.8 |
12~14 | 31.0 | 29.6 |
15~17 | 27.0 | 25.3 |
18~29 | 24.0 | 22.1 |
30~49 | 22.3 | 21.7 |
50~ | 21.5 | 20.7 |
(厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準2010年度版より)
例)30歳男性で体重70㎏の人で
22.3 × 70 = 1561kcal
となります。
②ハリス・ベネディクトの計算式
体重、身長、年齢を考慮した計算式です。
男性
66.47+(13.75×体重)+(5×身長㎝)-(6.76×年齢)=基礎代謝量
女性
655.1+(9.56×体重)+(1.85×身長㎝)-(4.68×年齢)=基礎代謝量
先程の式より、やや難しいです。
例)30歳男性で170cm、70㎏の人の場合
66.47+(13.75×70)+(5×170)-(6.76×30)= 1686.17kcal
となります。
基礎代謝を求める式はこの他にも存在し、微妙に値が変わってきます。ですので、基礎代謝量は目安として参考にするくらいの使い方が良いとされています。
ご購読頂きありがとうございました。
“基礎代謝量とは? ②” への1件の返信
コメントは受け付けていません。