トレーニングの独り言 素質・才能

今回の投稿は、最近の僕の思っていることです。

なので、写真とか表とかためになることはあまりなく、僕のトレーニング哲学です(笑)!

僕がまじめにトレーニングをやり始めたのは18歳くらいからでした。
一番最初にトレーニングを教えて頂いた方が、パワーリフティングをやっていた方で、教え通りにトレーニングに励むとみるみる伸びました。
正確には覚えてないですが、ベンチプレス65kgから100kgまで1年半くらいでいったと記憶しています。
その他の部位も、トレーニングを行ってましたが特に大胸筋の成長が早かったのです。
「その時思ったのは自分は、大胸筋は大きくなる体質でその他の部位は素質ないのかな?」と思っていました。
その後、しばらくトレーニングをしっかりできない期間があって、また再開してもすぐに大胸筋は元に戻りました。
しかし、それ以外の部位はイマイチでした。

「やっぱり、自分は大胸筋以外は成長しない体質なのだな」と背中や肩の成長が遅いのはしょうがないと思ってました。

でも、ある時に思ったのです。

「胸以外の筋の成長が遅いのを素質や才能性のせいにしているだけではないか?」

単純に言い訳にしていたのではないかと。

僕が最初にトレーニングにのめり込んだのは、ベンチプレスが楽しかったからです。
なので、自然と一回一回フォームをチェックしたり、丁寧に行ったりしていてモチベーションも高かったのです。
他の部位は、適当にやっていたわけではないのですが、胸のトレーニングほどフォームをチェックしたり、考えてやっていませんでした。
そうすると、胸のトレーニングの質が他の部位よりも高くなっていたのだと思います。

トレーニングスキルを数値化するというのは難しいですか、仮に胸のトレーニングのスキルを10とした時に、他のトレーニングは6くらいでした。

10のスキルがある部位なら10の筋肉がつくはずです。

6のスキルしかない部位なら6の筋肉しかつかないのです。

大胸筋以外の未熟さを、素質や才能でという言葉で片付けて、本気で努力していないだけだったのだと感じました。

今は6のスキルを10に近づけるように、胸以外の部位もより丁寧に、モチベーション高くトレーニングをするように意識しています。
そうすると、少しずつですが、胸以外の筋肉も成長している感じがします。

スキルが上がれば基本的には筋肉もついてきます。

遺伝的な大きくなりやすい人や、鎖骨が長いとか、身体を見せる競技には優位な要素とかは確かにあると思います。
でも、そういった素質や才能で限界と言うのは、もっと突き詰めてそれ以上努力しようがいないくらいやった人だけが感じるものだと思います。
まだまだ、ヒヨッコな自分が安易に口にしてはいけないワードです。

このことは、他のスポーツや仕事・勉強等でも同じことがいえると思います。

素質・才能で限界と言うのは、最後の最後だけ!!

なんてことを思いながら、最近はトレーニングをしています。

最後までお読みいただきありがとうございます。