ベストボディジャパンに挑戦 ㉔ リベンジ当日 本番

ベストボディジャパン本番

朝の最終調整

朝起きて風邪症状はありつつも、痩せてしまった分を取り返すために炭水化物は取り続けます。

5時に餅

6時にご飯

7時30分に餅

8時胸やけです。

それでも、9時にご飯を食べます。

炭水化物の摂取により若干のむくみが出てききます。
そのため本番直前の最後の汗だしに10時からサウナに入ります。

脱水になる手前ギリギリを狙って汗を出し切ります。

サウナが終わり血管が浮き出てきてコンディショニングは大分いい感じになってきましたが、その反面で熱が上がってしまったようで身体がだるいです・・・

ですが、後は本番だけ。

頑張るのみです!

会場到着!

会場には肌の黒い男たちが集まり、いつものかでる2.7とは違う雰囲気です。

服を着ていてもわかる身体の大きい人たち。

去年よりもレベル高いかもと思わせるロビーでした。

その後は、去年と同じ流れで中に案内されて全体の流れの説明があります。

流れとしては、

➀ステージ上手から登場

➁規定4ポーズ

③フリーポーズ センター

左側通行で右サイドに移動

➃フリーポーズ 右サイド

左側通行で反対の左サイドまで移動

⑤フリーポーズ 左サイド

最短距離でスタート位置まで戻るの流れです。

動き方は大きく変わるところはありませんでしたが、今年は各場所で
1ポーズ2秒以内に変更になりました。
去年は、2ポーズ4秒以内だったので、その点は変わったところです。

 

控室到着

説明が終わり、選手が控室に案内されます。

去年と大きく違うのは、2面に鏡のあるちゃんとした控室という事です!

去年の控室は普通の通路でした(笑)。

しかし、全階級の男子選手が入る部屋なので100人以上になります。

まず、自分の着替え場所、パンプアップ場所しっかりと確保することが大事になります。
一人のスペースが1帖ないくらいの狭いスペースになります。

場所を確保した選手は徐々にアップ開始し始めます。

徐々に身体が温まってきて上着を脱ぎ始める選手がでてきます。

「デカい!」

去年も参加しているので、想像はしていましたが上位に入りそうな選手は去年以上に身体の大きさを感じます。

自分も去年よりはサイズアップはできたと思いますが、まだまだだなと控室で未熟さに改めて気づかされます。

ただ、今やれることは少しでもパンプアップさせるだけです。

直前ギリギリまでは、腕立て伏せなどはできるので大胸筋、上腕三頭筋のアップは最後にし、チューブを使う三角筋、上腕二頭筋のパンプアップを優先的に行います。
サイドレイズ、アームカールでパンプアップしもう少し時間があったので、ボールを使った腹筋で6パックを際立てます。

フレッシャーズクラスから順番に呼ばれ、ミドルクラスが呼ばれ廊下に整列しました。

いざ本番ステージへ

控室から先には、トレーニング器具を基本的に持っていくことはできません。
トレーニング器具を置く場所がないためです。

控室からステージ本番まで、約10分くらいあります。

意外とこの時間にせっかくパンプアップさせた身体がしぼんでしまうというケースがあります。
待ちながらも、身体を動かしながらパンプアップが冷めないように身体を動かしたり、ポージングの練習をしておきます。

その中でチューブを使って鍛えている選手がいました。

「あれ、持ち込みだめじゃなかったけ?」

と思っていましたが、コンパクトなチューブで終わったらポケットにしまっていました。

「なるほど~」

「頭いいな~」

次回からあれやろう!と思いました。

そういているうちに、すぐに順番がやってきます。

丁度僕の前で区切られたので、僕が先頭になります。

前の組が、終わりいざステージへ!

 

ステージの雰囲気は去年も経験しているので、緊張はありませんでした。

ただ、去年と比べると歓声が去年よりも大きい気がします。

お客さんもいっぱいに入っていて、気持ちが高ぶります!

司会者のコールに合わせて規定ポーズを行います。

「フロントポーズ!」

自分は一番右側です。
今回は、S席が即完売になったため少し遠く、写真の画質が悪くなってしまいました。

腹筋に力を入れながら、肩回りの筋肉にも力を入れつつ肘から先は脱力するような感じで行いました。
手をグーに握ってしまったり、肘の力が入り過ぎていると「イエローカード」がでるからです。

一番練習したので、自分なりにはうまくこなせたかなと思います。

「サイドポーズ!」

自分は一番右です。

右足を前にしたフロントポーズから右に身体を捻ります。
練習で妻からのダメ出しが一番多かったポーズなので、しっかり捻ることを意識しました。
捻り過ぎはイエローカードの対象なので、注意が必要です。

「バックポーズ!」

観客席に背中を見せ、両手を体側に置くポーズです。
このポーズはなるべく背中の筋肉を見せたいので、力を入れ過ぎて手をグーにしてしまいそうになってしまいます。
これも違反になるので、手は脱力しながら脇に力を入れるイメージで行いました。

「サイドポーズ!」

最初のサイドポーズの左足が前バージョンです。
なぜだか、僕はこっちのサイドポーズの方が回りやすくスムーズにできる感じがします。

「フロントポーズ!」

最初のフロントポーズに戻ります。
たったの4ポーズですが、最初に整列した時から身体全身に力を入れた状態なので意外と疲れます。

ここからフリーポーズになります。

「フリーポーズセンター」

1個目のフリーポーズになります。

おそらく、一番重要になるであろうポーズです。

なぜなら、審査員の目の前でとるポーズだからです。

センターのフリーポーズは左足を引き、ウエストを捻りながら右腕の上腕二頭筋をアピールするフォームにしました。
練習通りの形でできたので、後はどれだけ評価されるかです。

「フリーポーズ右」

2個目のフリーポーズです。
これは、腕よりも体幹の捻りを重視しより強くひねったフォームにしました。

「フリーポーズ左」

3個目のフリーポーズです。
最後のフォームは、正面をむいて規定ポーズのフロントポーズをより力を入れたようなフォームにしました。

これで、ひとまず終了になります。

僕のグループでちょうどミドルクラスが終わるので、そのままピックアップ審査になります。

ピックアップ審査とは、ミドルクラス42人のうちファイナルに残れる10人に残れるかギリギリのラインの選手が呼ばれます。

去年は、2回呼ばれギリギリのところでダメでした。

今年も呼ばれるかもとドキドキして待ちます。

正直いって、上位の選手は控室で見ただけで勝てないと思い知らされています。

いけるとしたらギリギリのラインだろうと思っていました。

ところが・・・

今年のミドルクラスのピックアップ審査はありませんでした。

ということは、10位と11位の差はあきらかでやる必要がなかったということです。

ピックアップがなしだったので僕の今年の予選は終わりました。

結果発表

ステージが終わって、控室に戻ると緊張の糸も切れてぐったりです。

ステージ上がる前に、パンプアップを続け、ステージ上でずっと力を入れ続けていたので意外と疲労困憊です。
疲れて寝てしまう人もいるくらいでいした。

すべての階級が終わってから、ファイナル発表になります。

約1時間ほどあります。

ファイナルに上がれるであろう選手は、再びパンプアップを行います。

僕は、おそらくパンプアップの必要はないだろうな思っていました。

その後、係の人が来て番号と名前を読み上げていきます。

80番台の選手が、呼ばれていき90番台が呼ばれます。

僕の97番番号は呼ばれず99番の番号の選手が呼ばれました。

今年も「予選落ち」です。

去年は、ピックアップ審査に呼ばれるくらいですが、今年は呼ばれもしないレベルでした。

今年1年の努力が無駄だったと思い知らされた瞬間です。

去年よりもトレーニング時間も増やし、食事も徹底的に管理したつもりでした。

ですが、「つもり」だったということです。

どこかに、甘えがあったんだと思います。

栄光の舞台に立つためにもう一度、すべて見つめ直します。

そうしないと、何回やっても同じ結果です。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。